「車両費」・50-23

『主な勘定科目(五十音別)の説明と、具体的削減策』

経費削減と省エネをダブルで実現できる商品とサービスを提供しています「経費削減ドット東京」のオフィス高橋です。

毎月の支払いを減らしたいと思っている、社長さん・店長さん・経理の責任者の方へ、「経費削減の勘定科目別具体策」を、「毎週月曜日」に投稿しますので、是非ご参考にして頂ければと思います。

<車両費> 

 

車両費とは、業務に用いる社用車や運搬車などにかかる費用を仕分けする科目で、車両に関するもの全般の経費のことを言います。

会社によっては、営業活動において車両を用いることも多いと思いますが、その際に支出している費用を独立して会計する際に用います。

※車両費勘定を設定する目的とは

 車両費の科目を設定することで、営業活動において車両に対してどの程度の経費が使われているのかが一目瞭然となり、重要な経営指標となります。

その為、運送業など車両費が比較的高額になる会社の場合は、必ず車両費の科目を設けて仕分けする必要があるでしょう。

これに対し、車両費はかかるものの、営業活動のメインとしてではなく、たまに支出する程度であれば、個別に車両費の科目を設けるのではなく、別の科目に仕分けして処理をしても問題ありません。

例えば、ガソリン代などについては、「旅費交通費」などに仕分けして処理をします。

車両費に該当するものの具体例としては、以下のようなものがあります。

ガソリン代、オイル代、軽油代、車両の購入費用、車検費用、車庫証明費用、その他車両の維持にかかる費用、故障した場合の修理費用、車両整備費用、タイヤ交換費用など。

このように、車両に関連して発生するあらゆる費用を車両費として仕分けをして、車両に関係するものでどの程度の支出をしているのかを正確にすることが重要です。

会社の取り扱っている商品やサービスにより、自動車を活用する必要性があります。

社用車の取得と保有は、購入、リース、レンタル、カーシェアリング、社員保有自動車の借上げなど選択肢が多いので、使用頻度の分析や社員の希望を聞くなどして検討して下さい。

保有する場合は、ハイブリットや環境を考慮した車種とし、経費削減と併せて選択して下さい。

又、維持費ですが、ガソリンスタンドとの契約により、コーポレートカード、プリペイドカードなどを利用して、無駄な経費を使わない環境にするべきと思います。