「保険料」・50-45

『主な勘定科目(五十音別)の説明と、具体的削減策』

経費削減と省エネをダブルで実現できる商品とサービスを提供しています「経費削減ドット東京」のオフィス高橋です。

毎月の支払いを減らしたいと思っている、社長さん・店長さん・経理の責任者の方へ、「経費削減の勘定科目別具体策」を、「毎週月曜日」に投稿しますので、是非ご参考にして頂ければと思います。

<保険料> 

生命保険や自動車保険の支払いは、保険料、支払保険料、損害保険料になります。

生命保険、損害保険(事務所・工場・社宅など)、傷害保険、自動車保険など損害保険料や地震保険料、自動車保険料は経費に含める事ができます。

保険料には、掛け捨てになる支払いと、満期で返戻させる積み立てになる支払いがありますが、経費になるのは掛け捨ての保険料のみです。

※保険料の注意点

積み立ての支払いは保険積立金等として資産計上しなければいけません。

<損害保険料>

会社で加入が必要又は予防のための保険は多種多様にありますが、色々な保険に加入していると保険証券が何枚もあり、また保険の満期日がバラバラで、管理や更改手続きが煩わしくなります。

個々の保険の経費などだけで選んだりしない様、全体のバランスと合理的な経費を考えて加入しましょう。

ネットの検索で複数社の資料請求する事で、比較検討が可能です。

【会社の保険のチェックポイント】

・すべての建物、設備、什器、商品に対して保険契約の漏れはないか?

・商品の盗難補償や建物へのいたずら書きなど偶然な事故は補償されているか?

・火災事故などによる利益の損失や、営業を継続するための経費は補償されているか?

・火災事故や水災事故の補償額が同じではないか?

・必要以上の補償内容で余分な保険料を支払っていないか?

・リスク(立地状況・建物構造・防犯・防災対策など)に応じた割引は適用されているか?

・小さな事故については、自己負担でも良いのでは?

個人事業主の自宅の住居部分は経費とならないため、按分する作業が必要になります。

水道光熱費で使用したパーセンテージで按分したり、用途面積に応じて按分すれば問題ありません。

<リース料>

機械のレンタル料の支払いは、リース料になります。

土地や建物は地代家賃、備品やレンタカーは賃借料で処理します。