「ガス代」・41-26

経費削減と省エネをダブルで実現できる商品とサービスを提供しています「経費削減ドット東京」のオフィス高橋です。

「家庭の経費削減」を、「毎週金曜日」に投稿しますので、ご家庭の経費削減に生かして頂ければうれしいです。

J.『固定費の削減項目別提案』10-8

②ガス代

2017年4月、都市ガスの小売りが自由化されました。

これまでの都市ガスはその地域のガス会社と契約をして料金を支払っていました。たとえば、東京23区なら東京ガスです。

都市ガス自由化は既存のガス管(インフラ)はそのままに、新規参入業者は地域のガス会社(ガス管を保有するガス会社)に対して託送料金を支払うことでガス管を使わせてもらいます。そのため、東京なら東京ガスのガス管をそのまま使います。

都市ガスは規格が決まっているため、東京ガス、A社、B社、C社という複数の会社のガスが混じった場合でも問題がありません。この仕組みは送電網を共有する電力自由化と同様です。

日本のガス料金は消費者庁が平成26年に行った調査では、主要国と比べて高いといわれています。

日本:100、アメリカ:57、イギリス:73、フランス:87、ドイツ:57

電力、上下水道、電話、鉄道、バス、タクシーを同じ様に比較していますが、上記の各国との比較の中で、最も内外価格差が大きいのが都市ガス料金です。

ガスの自由化には地域大手電力会社も参入を表明しています。

実は電力会社は火力発電などにおいてガスも利用しているため、ガス会社以上にガスを取り扱っている会社もあります。

こうした電力会社は電気+ガスのセット売りなどを行ってくるでしょう。

総合的に見ればお得なプランというのが登場しそうです。

基本的にガス会社の切り替えには特別な工事は必要ありません。

電力自由化の際は電力メーターをスマートメーターに交換しました。

ただし、ガス自由化の際にはメーターの交換も予定されていません。

都市ガスの切り替えはあくまでも契約上の手続きだけでOKです。

おそらく費用としては数千円程度の事務手数料が予想されます。

「なるほど!ガス自由化 2017年ガス新時代」

http://kakaku.com/gas/