「人件費・社員」2-2・50-05
『固定費と変動費』
経費削減と省エネをダブルで実現できる商品とサービスを提供しています「経費削減ドット東京」のオフィス高橋です。
毎月の支払いを減らしたいと思っている、社長さん・店長さん・経理の責任者の方へ、「経費削減の勘定科目別具体策」を、「毎週月曜日」に投稿しますので、是非ご参考にして頂ければと思います。
「人件費」<社員>2-2
最近では、経費削減というと、真っ先に人件費の削減に着手しようとする会社が多く見られます。
しかし、経費削減を全社一体的に行なう事を考えると、人件費を削減された社員に経費削減の意識をさらに高めるようにといっても、モチベーションを高める事は難しくなります。
人件費が削減された事により、モチベーションが低下してしまい、その影響で売上が低下してしまうようであれば、その経費削減は成功したとは言えません。
【人件費削減のポイント】
・業務・作業工程をマニュアル化し、効率向上させる。
・業務・作業工程をムリ・ムダ・ムラなく行う様に徹底する。
・就業規則・給与規定を改善し、社員の労働意欲を向上させる。
・社員の一人一時間当たりの人件費を、適正・明確に設定する。
・社内教育の徹底や社外研修の活用により、社員の質の向上を計る。
・部門別業績評価をし、賞与・昇給を設定する。
・適正な人員の配置をする。
・職場の環境面・安全面・衛生面を整備し、社員の労働意欲を向上させる。
・残業は原則禁止とし、発生しないよう事前に対策を取る。
・残業がある場合は、役職者が行う。
・会議の時間・参加者・目的・予算を明確にする。
・会議は社内会議室で行う様にする。
・不必要な会議を行わない様にする。
・喫煙時間に制限を設定する。
・アルバイト・パート・派遣社員を有効活用する。
・経理、給与計算や営業などを、外注化・アウトソーシング化し社内人件費を減らす。
人的資源を有効に活用するためには、人員の適正配置を検討しなければなりません。
例えば、多くの部門が存在する会社であれば、業績の好調な部門で人手が足りないからといって、すぐに社員を募集するのではなく、業績の不調な部門から好調な部門へ人員を異動させるなどの方法を取り、人員の適正配置を行うべきです。