5月2日頃・52-18

折角「四季」のある日本で仕事をやっている皆さん!

季節の折々の説明を投稿しますので、朝礼などのネタとしてご活用ください。

経費削減ドット東京のオフィス高橋です。

《和風月名》

「皐月(さつき)5月」

早苗を植える「早苗月(さなえづき)」が略されて「さつき」となり、後に「皐月」の字があてられました。

「皐」という字には水田という意味があります。

 

《雑節》

「雑節」は、「二十四節気」のように中国から伝わったものではなく、日本人の生活文化から生まれた日本独自のものです。

<5月2日頃:立春から88日目> 【八十八夜:はちじゅうはちや】 

八十八夜は季節を知らせる雑節のひとつです。

立春から数えて88日目の日を指し、毎年5月2日頃がこの日に当たります。

「八十八夜の別れ霜」といわれるように、この頃から霜が降りなくなり、日に日に夏めいてきます。

八十八を組み合わせると「米」という字にもなり、農家では稲の種まきや、茶摘みが始まります。

 

「茶摘み」

「夏も近づく八十八夜、野にも山にも若葉が茂る、あれに見えるは茶摘みじゃないか、あかねだすきに菅の笠日和続きの今日このごろを、心のどかに摘みつつ歌う、摘めよ 摘め摘め 摘まねばならぬ、摘まにゃ日本の茶にならぬ」

この文部省唱歌の「茶摘み」がきっかけで、八十八夜といえば茶摘みというイメージが定着しました。

実際の茶摘みの時期は九州から北上していくので、八十八夜のころはだいたい関西あたりが茶摘みの時期になることが多いようです。

絣(かすり)に赤いたすきがけの茶摘みの衣装はこの季節の風物詩でもあります。

また、八十八夜に摘んだお茶を飲むと長生きするともいわれています。

 

「八十八夜の別れ霜、八十八夜の忘れ霜」

「八十八夜の別れ霜」、「八十八夜の忘れ霜」とは、急に気温が下がって遅霜(晩霜)が降り、農作物に被害を与えることを警戒した言葉です。

農作物の多くが新芽を出したりして、育ちはじめるころなので、この時期の遅霜は農作物に大きな被害を与えます。

しかし、八十八夜が過ぎれば、遅霜が降りることは少なくなり気候も安定することから、八十八夜は昔から農作業の目安とされ、農家ではこの頃から本格的に農作業にとりかかりました。