「経費削減の基本プロセス」6-2・22-05

経費削減と省エネをダブルで実現できる商品とサービスを提供しています「経費削減ドット東京」のオフィス高橋です。

毎月の支払いを減らしたいと思っている、社長さん・店長さん・経理の責任者の方へ、「経費削減の運用方法」を、「毎週水曜日」に投稿しますので、是非ご参考にして頂ければと思います。

 『経費削減の基本プロセス』6-2

<経費データの「分析」>

1.分析対象とするデータと切り口を「見える化」します。

あなたの会社独自の無駄な経費を見つけるには、実際に使われている経費データを分析する事が最も確実で、経費データの分析には、以下のようなボリュームと切り口が必要になります。

2.最低「1年分のデータ」が必要です。

経費削減の対象を見つける場合、少なくとも「1年分のデータ」を調査・分析するのが良いのですが、その理由はその月たまたま発生した・しなかった偶発性を見逃さない、季節変動、1年に1度などのイベントを見逃さない、データ活用時、時系列でデータ分析できる事です。

3.勘定科目でなく、「商品名を切り口」にすべきです。

財務会計処理をしている会社なら、全ての経費を会計システムに登録しているため、1年分のデータを収集することは容易と思われるかも知れませんが、経費削減に必要なデータは財務会計の勘定科目でなく、財務会計よりも更に詳細な商品・サービス単位の名称が良いと思います。

例えば旅費交通費という勘定科目では、その金額が妥当か、無駄遣いか知ることはできませんが、飛行機運賃(JAL:東京→大阪)と記載していれば、その金額が妥当か、無駄遣いかを簡単に判断する事ができます。