「バランスシートの圧縮による経費削減」3-2・22-11
経費削減と省エネをダブルで実現できる商品とサービスを提供しています「経費削減ドット東京」のオフィス高橋です。
毎月の支払いを減らしたいと思っている、社長さん・店長さん・経理の責任者の方へ、「経費削減の運用方法」を、「毎週水曜日」に投稿しますので、是非ご参考にして頂ければと思います。
『バランスシートの圧縮による経費削減』3-2
<在庫の見直し>
自社にとって最低限必要な在庫(適正在庫)数量を決定し、現在どれくらいの余剰在庫を抱えているのかを把握します。
この余剰分をいかに早くお金に換える事ができるかを、常に考える必要があります。
売れる見通しがない在庫分は、思い切って仕入価格や製造価格以下になってしまっても、一気に販売してしまう勇気も必要です。
常に適正在庫を維持するための「在庫管理手法」をしっかりまとめる事は、立派な経営改善となります。
在庫圧縮により、運転資金が減少するため、借入金の圧縮にもつなげる事が可能となります。
【適正在庫実現のポイント】
・現状の在庫を把握する。
・適正在庫を決定する。
・余剰在庫は早めの売却・返品等の方法を考える。(場合によっては、原価以下でも良い)
・在庫管理の仕組みを確立する。
・毎月正確な棚卸をする。
・不良在庫を抱えずに、在庫の管理・保管経費を抑える。
・在庫があれば有効活用する
<資産の処分>
バブル期に購入した塩漬けとなっている土地、株式、ゴルフ会員権などは資金を生まないばかりか、固定資産税等の維持費がかかります。
このような遊休資産は、思い切って処分すべきです。
処分して得た資金は借入金の返済に充てるなど、損金算入による節税も可能になります。
【資産処分の具体例】
・遊休施設を売却する。
・費用対効果の高いリースバックを検討する。
・ゴルフ会員権を売却する。
・株式の持合の解消。