「残業」2-1・50-06

『固定費と変動費』

 経費削減と省エネをダブルで実現できる商品とサービスを提供しています「経費削減ドット東京」のオフィス高橋です。

毎月の支払いを減らしたいと思っている、社長さん・店長さん・経理の責任者の方へ、「経費削減の勘定科目別具体策」を、「毎週月曜日」に投稿しますので、是非ご参考にして頂ければと思います。

「残業」2-1

 

<日本の残業の現状と現場の意見> 

昔話や民話の世界でも、朝から晩まで、来る日も来る日も休み無く働く人が「働き者」なので、このあたりはもう日本人のDNAに組み込まれた文化になってしまっている感じがします。

遅くまで仕事をしている人に対して、ねぎらいの言葉はあっても、「能力が足りない」などと面と向かって言う人は余りいません。

中間管理者の言動により、社員の行動は制限されるので注意が必要です。

社員は、残業すれば収入にはつながるので、やはり生活残業というものはあります。

<残業の有るべき姿> 

会社は「残業はコストが掛かっている」事を認識するべきです。

それに似合った売上や利益が増加しているかの検証が必要で、それが無いので有れば、残業を減らしてコスト削減を考えましょう。

売上や利益が増加していて、残業が減らせないのであれば、業績好調の人手不足と考え増員や外部委託を検討する必要があります。

社員は、やるべきことはしっかり終わらせると共に、自分の予定を明らかにしておく事や、早く帰ろうと周りに声をかけて道連れにするなど、細かな事の積み重ねで自己改善しましょう。

豊かさは「経済的な豊かさ」だけでは無く、「時間にゆとりがある」という事も含みます。

時間は有限で、大切な時間を有効に使えば、より人生が楽しめるのではないかと思います。