「活用できる補助金・助成金の種類は大きく分けて4種類」2-2・14-02

経費削減と省エネをダブルで実現できる商品とサービスを提供しています「経費削減ドット東京」のオフィス高橋です。

会社やお店の経営に効果の有る「補助金・助成金」の事を、「毎週金曜日」に投稿しますので、是非ご参考にして頂ければと思います。

 「活用できる補助金・助成金の種類は大きく分けて4種類」 2-2

 

 

  1. 厚生労働省系の助成金

厚生労働省系の助成金とは、雇用促進、労働者の職業能力向上などの施策を目的として、厚生労働省が実施する助成金です。

経済産業省系の補助金とは異なり、助成金ごとの要件を満たしていれば、審査員の審査で落とされるという概念がないのが特徴です。

基本的には雇用に関連する助成金であるため、起業時に人を雇用する計画があるときは、事前にチェックしておくことが望ましいです。

代表的な物として、

<キャリアアップ助成金>

有期契約労働者、短時間労働者、派遣労働者など非正規雇用労働者の企業内でのキャリアアップ等を促進するための助成金です。

<正社員化コース>

<人材育成コース>

<処遇改善コース>

の3つのコースだったものが、平成29年4月1日より以下の8コースへ変更となりました。

①正社員化コース

②人材育成コース

③賃金規定等改定コース

④健康診断制度コース

⑤賃金規定等共通化コース

⑥諸手当制度共通化コース

⑦選択的適用拡大導入時処遇改善コース

⑧短時間労働者労働時間延長コース

  1. 自治体独自の補助金・助成金

 市区町村などの各自治体が、地域内の産業振興などの目的で、独自の補助金・助成金を実施している事があります。その内容は多岐に渡ります。

積極的に行っている自治体と、それでない自治体とで温度差があるのが特徴です。

自身が起業する予定の市区町村で、あらかじめ実施している補助金・助成金がないか、チェックしておくと良いと思います。

例(現行制度・過去制度含む)としては、融資の利子補給、信用保証料補助、店舗の家賃補助、ホームページ作成費用補助金、展示会出展費用補助金などが挙げられます。

  1. その他の補助金・助成金

 上記以外にも、大手企業、政府系金融機関、各種の財団などが、独自に起業家への補助金・助成金制度を実施している事があります。