「荷造運賃・郵送費・物流費」・50-41
『主な勘定科目(五十音別)の説明と、具体的削減策』
経費削減と省エネをダブルで実現できる商品とサービスを提供しています「経費削減ドット東京」のオフィス高橋です。
毎月の支払いを減らしたいと思っている、社長さん・店長さん・経理の責任者の方へ、「経費削減の勘定科目別具体策」を、「毎週月曜日」に投稿しますので、是非ご参考にして頂ければと思います。
<荷造運賃・郵送費・物流費> 荷造運賃とは、売り上げた商品の発送に要する包装材や資材の費用、また発送する際の運送費などの事で、段ボール、ガムテープ、梱包材、梱包を外注した場合の手数料、郵便小包料金、宅配便料金、トラックなどの運賃、引っ越し費用などが該当します。
※荷造運賃の注意点
商品発送が主業務の1つの場合、荷造運賃の経費は大きくなります。
そのため、荷造運賃の資材購入し、期末時点で半分程度の資材が余っている場合は、使用分のみを按分して経費計上しなければいけません。
ちなみに、荷造運賃の消費税区分は課税ですが、海外に商品を発送する場合、消費税は関係ないため非課税になります。
とりあえずサービスの種類が多い郵便局の各種サービスを調べて、社内にサービスの内容が分かるマニュアルを作ります。
それで対応できない物は宅急便に出す事とします。
外部への資料については相手先の了承を得た後、出来る限りPDFでメール添付にしましょう。
容量の大きい資料は、外部クラウドストレージを活用し、相手先に渡しましょう。
DMも同様に電子メールに切り替えます。
切手・葉書の管理を厳密にする事は当然ですが、郵便局では書き損じの葉書を1枚5円の手数料で、新しい葉書や切手に交換してもらえます。
荷造運賃は、数社の法人契約相見積もりの後に切り替えて簡単に下げる事が出来ます。
物流費の削減は、共同倉庫の利用、共同配送、あるいは倉庫をカットして直送するなどによって実現します。
サードパーティロジスティックスと言う、物流全般を外部に委託する事により、大幅に人件費や修繕費の削減が可能です。
経費が掛かりますが、取扱製品に「ICタグ」(無線タグ)やバーコード、QRコードを活用し、入力の手間や入力ミスを削減し、最終的に人件費削減につながります。
「ICタグ」(無線タグ)とは、電波を受けて働く小型の電子装置を装備したタグの事で、かなり多くの情報を持つ事ができます。